ロックンロール多摩川

 

 

こんにちは。お元気ですか?

 

この度、大学を卒業しました。

そして、大学院に入学しました。

 

大学を振り返ると、きっとチェコのことしか言わないから、

少しだけ、ほんの少しだけ、思い返してみることにします。

 

高校3年生の時、ぼんやりと「私が行きたいのは関学じゃない」と思い、

でも、中高大10年一貫教育の学校だったので、大学受験は叶わず。

(叶わずというか、関学じゃ嫌だと駄々をこねながら、受験について調べる努力すらしなかった。)

 

関学の総合政策を卒業したけれど、

関学はどこか自分の居場所のような感じがしなくて、

楽しかったけど、卒業の日まで結局あんまりなじめなくて、

思い返してみれば、馴染もうともしなかったなぁ。

綺麗な校舎は大好きでした。

 

ただ、3年生の時に鎌田ゼミに入って真剣に思想書に向き合ったのは、

今でも自分の財産です。

本当に悪態ばっかりついて、カントの『純粋理性批判』を読破した時は壁に向かって投げつけたし、

カント読んでる間に体重も減ったけど、

真剣に思想書を読む機会を貰えたことは、本当に嬉しかったし、今でも自分の中に生きています。

 

高校生の時の自分と、大学を卒業した自分を比べてみると、

「一匹のサル」から「人間」になれたような気がします。

主にチェコで、本当にいろんな人に出会って、

何度も無知であることを恥じて、出会った人に色んなことを教えてもらって、

その人たちのおかげで、「サル」から「人間」になれた気がします。

きっと、二年後、大学院を卒業する時にも、今と同じことを言ってると思う。

 

無知と無思考は罪だと思いながら、

これからも生きていくのだと思います。

思考しなければ、それはもう、人間じゃないんだと思う。

思考することがどれほど苦しくても。

これを若さだと、過剰な自意識だと笑われても、そうだっていいんです。

 

今は多摩川の近くに住んでいます。

歯が一本のお兄さんにナンパされる、ロックンロール多摩川

いつでも遊びに来てください。

またどこかでお会いしましょう。